夢
〜終わりの無いもの〜
人生はやがて始まり、やがて終わる。
人生とは夢を探すことに他ならない。
夢を実現した後に残るのは空しさだ・・・そして人生は終わる。
夢は達成しえない物にこそ本当の価値があるのだ。
なぜか・・・
例えば学問に当てはめてみよう。
そもそも“学問”とは何だろうか?それは目的である。
学問にはロマンが必要なのだろうか?
あるいは高度な議論は必要であるのか?
いずれにせよ、これらだけでは学問は語れないなのだ。
夢は学問の原動力だ。そして目的だ。
目的があって初めて学問は意味をなす。
目的の無い学問は学問でない。
ではなぜ夢が必要か?
それは、始まりの終わりが、終わりの始まりであるためだ。
夢は原動力である。目的の先に何があるだろうか?
目的に終わりはあるのだろうか?
そして、それは結局、始まりに通じる。
始まっては終わり、そして始まる。輪になった目的がうずめいている。
夢が終わればそれは終わる。
夢は人生だ!
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